金沢の国鉄色キハ28・58が運用に入る

'07.5.22 一乗谷
 

 4月より、高岡色のキハ28・58に代わり、国鉄色のキハ28・58が運用に入っているとの情報が入ってきたので、確認にいきました。ところが、車両が、3年前より運用に入っている国鉄色の車両(鳥取より移籍した車両:キハ28 2466+キハ58 1047)とは異なり、金沢に所属する「リバイバル能登路」に使用された車両が入っていました。

←福井
 キハ28 2119 + キハ58 596

 高岡色はどこへ行ったのでしょうか?鳥取からやってきた車両は廃車になったのでしょうか?
 共に、南福井の車庫には見あたりませんでした。

 

'07.5.24 越前東郷
 

'07.5.24 福井
 

 
キハ28のドア付近には「能登路」が、キハ58には「急行」の表示が貼ったままになっています。(本来ならサボなんでしょうけど…)。前面の方向幕には「普通」と書いてありますが、列車の行き先はどこにも書いてありません。高岡色の車両は方向幕に紙で「福井−一乗谷」と書いてあったし、鳥取から来た車両は方向幕を取り替えて「福井」「一乗谷」と表示していたのに…

 

●キハ58の車内

 
●キハ28の車内

 
画像の通り、「能登路」仕様のため、座席が若干「豪華」になっています。
車内も、「リバイバル能登」の時に整備されたようで、かなりきれいでした。

とはいえ、下回りはそのままなので、昔懐かしいエンジン音を響かせております。(排気ガスも臭かったです(涙))

 

左の写真通り、JR西日本車両すべてに装備する「SOS」ステッカーも貼られています。

でも、ここにあるのは警報装置でなく、非常ブレーキの装置だと…。あ、作動時、運転室で警報が鳴ると思うので、間違いでは無いのか。

 

おそらく6/30の全面開業とともに、キハ28・58の運用も終わるはずなので、この車両がここを走るのも、あと少しでしょう。
(高岡色のキハ28・58が戻ってくるとすると、本当にあとすこしですし、戻ってこないとしても、6/29まで、となりますね)

 

なお、キハ28・58で走るのは、平日朝の

南福井−回送→ 一乗谷−720D−福井
−723D→一乗谷−一乗谷−722D→福井
→南福井へ入庫

だけです。
※724Dはキハ120の単行で、南福井より回送で一乗谷へ送られます。

なお、土曜・日曜はキハ120で運転されます。(土曜は1〜2連・日曜は単行)

(平日夕方にも2連の運用があり、通常のキハ120の2連で運転されますが、キハ120が検査に入る際は、キハ28・58が運用に入り…ますが、昨年、全般検査が行われてますので、6/30までに検査で運用を離脱することはないと考えています)

 
この車両はワンマン運転できないので、おそらく土曜・日曜に運転されることはないでしょう。

でも、全線開通のイベント時(そんなのあるのか?)には、越美北線復旧までの功労車として、九頭竜湖まで乗り入れて欲しいなぁ、と思っていますが…

 
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